図1.田老の巡検ルート(電子ポータルより) |
駆け足でしたが,岩手県三陸海岸の津波災害のようすを確認してきました。盛岡をベースにして宮古と田老,釜石と石鎚をピストンしました。 どの地域でも同様の被害が発生していますが,当然ながら,漁業を主な生業とする小さな集落ほど被災率は高くなっています。その事例として(「事例」なんて生易しいものではありませんが)田老を取り上げてみます(図1)。
図2.田老港の製氷棟(4Fまで被災)(04/23撮影,以下同) |
田老はこれまで幾度も津波に被災し,現在の技術では考えられる最高レベルの防潮堤が構築されていました。ところが,今回の津波は想定をはるかに超え,12m近い高さに達したようです(図2)。図2の海中には防波堤の残滓?が見えます。どれも3mくらいの大きなコンクリートブロックですが,まるで将棋の駒のドミノ倒しのようです。
図3.三王岩 |
肝心の田老の報告が終わらないうちに時間が経ち眠くなってきましたので,今日はここまでで打ち止めにします。続きはまた暇なときに行います。
River
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