2013年4月27日土曜日

新歓巡検の下見

 4/20(日)に新歓巡検の下見としてならまち周辺及び奈良公園を巡検しました。

近鉄奈良駅、行基像には屋根の取り付け工事が行われ完成間間近です。この日は天候もよく、気温も程よい巡検日和となりました。
 奈良駅を出発し、興福寺、猿沢池、ならまち格子の家といわゆる“ならまち”を歩きます。その後春日大社、二月堂、正倉院、東大寺大仏殿と奈良公園内をまわり近鉄奈良駅に戻ります。
2012年度の関地連巡検の縮小版のような形ですが、新入生でも楽しめるようにコースを設定しました。
写真1:鹿せんべいを食べる鹿

写真2:道路を渡る鹿
写真1の様に鹿せんべいを食べさせる光景は奈良公園に足を向ければよく見かける光景ですが、鹿と人間の共存に関してはさまざまな問題があるように感じられます。写真2の様に道路を渡り交通障害を引き起こす原因になっているのも事実です。

写真3:ならまち
“ならまち”といいますと長屋が有名だと思います。もちろん保存されている長屋も重要ですが、景観保存の点にも目を向けてもらいたいと思います。電柱の色を単なるグレーでなく赤茶色にすることで古い建物に溶け込むようにされています。

 最後に二月堂からの景色です。パノラマ合成で製作しました。
写真4:二月堂から奈良市内を望む
二月堂、由来は旧暦の二月の「お水取り(修二会)」からきていますが、この行事を当人はまだ見たことがなく、来年には見てみたいと早くも意気込んでおります。


 奈良大学地理学研究会には何名か新入生が見学に来てくれましたが、入部にはいたらずGW明けに期待している次第です。
 
文責及び写真撮影:Nakazi


2013年4月26日金曜日

連絡の修正

連絡記事に記載した論文タイトルを間違えました。修正の仕方がわかりませんので,以下に修正します。

もちろん前記のOKAYAMA Univ.のみなさんの論文も読む必要がありますが,『天気』誌の論文の方が,この高潮被害を大きくした「吸い上げ効果」について分かりやすいように思いましたので,差し替えます。

高野洋雄,鎌倉和夫,峰松宏明,依岡幸広,久重和久,清水栄一,佐藤祐一,福永昭史,谷脇由彦,谷條薫一2006):2004 年の台風16 号(Chaba)による瀬戸内海における高潮の発生メカニズム : 日本気象学会,天気Vol.53, No.11, pp.5-15.

以上です。大変失礼しました。 River

連絡

連絡用記事です。
先日話題になった2004年の高潮は,8月30日に上陸した台風16号のものでした。(この年は10個の台風が上陸して,18号でも被害が発生しています。)
この時の高潮発生メカニズムは,CiNiiオープンアクセスとなっている以下の論文に詳しいです。

浅沼友光,塚本修,小川貢司(2007):2004年の台風による瀬戸内海の高潮について,                 OKAYAMA Univ.Earth Science ReportsVol.14No.1-92007

これは日本気象学会誌『天気』の論文ですので,気象から見た高潮の自然現象がまとめられています。もう少し地理的な論文も探す必要がありますがまだ見つけていません。災害を扱う人は,とりあえず上記論文を各自で印刷して精読しておいてください。(もちろん『天気』誌は図書館にもありますけど。)  River

2013年4月13日土曜日

05時33分頃強い地震がありました。
震源地淡路町,最大震度6弱,Mt.6,深度10㎞と報道されました。(NHK)
まもなく気象庁発表があると思いますが,深度5マイナス地点が東西に延びているように見え,どのような地殻運動からのものかが気になります。

奈良市では10秒ほどの横揺れが続いたのち,5秒ほど強い横揺れを感じました。阪神淡路大震災時の震度と同じ4と報道されていますが,印象では弱いように感じました。

0630現在,幸い大きな被害の報告はありませんが,鉄道や空港が点検のためにストップしたり一部で断水が発生したりしているようですので,地震による直接被害は小さくとも,間接被害は大きいと思われます。(River)