2011年3月3日木曜日

田辺市山間部下見

どうも、地理学研究会です。

先月の下見合宿では市街地周辺の巡見に留まりましたが、
和歌山県内出身の部員が、個人的に山間部(主に本宮町)巡見に行ってきました。


※本宮町を含め市内の旧市町村の地図が手元にないので、今後作成次第追加します。


調査日
2011年3月3日(木)
天候 晴天
調査地:田辺市本宮町/中辺路町

本宮への道のり


大きな地図で見る

現在は田辺市にある本宮町ですが、田辺の市街地から向かうと大回りになるので、田辺市の南にある上富田町の岩崎から田辺市の奥地に向かう。
本来なら新宮市経由のほうが早いのですが、道路の下見ってことで…。


この道のりを1時間30分かけて本宮へ。
しかしこの場所にくるまでに1時間以上運転していたので、本宮に到着した時点でかなり疲労困憊。


閑話休題、本宮の巡見内容に移ろう。

旧本宮町データ(平成17年度国勢調査による)
人口 3,570人
面積 204.06㎢
人口密度 17.5人/㎢


本宮町の町並み


熊野本宮大社


個人的に本宮と言えば熊野本宮大社です。
2004年に紀伊山地の霊場と参詣道のひとつとして、ユネスコ世界遺産に登録され
平日ながら、それなりに観光客がいました。

少しお参りをした後、町内散策。


田辺市役所 本宮行政局
割と新しい建物。
この建物の西側の斜面には住宅が立ち並んでいます。


大鳥居

大迫力の大鳥居(高さ約33m)です。

もう少しすれば鳥居の足元にある桜がきれいになると思います。
ちなみに周りに見える畑は赤紫蘇(アカシソ)畑です。
ですが、この時期は栽培していないようです。

世界遺産 熊野本宮館
2009年の夏に開館したそうです。
時間がなかったので館内には入らなかったのですが、どうやら施設内には図書館があったようです。
パンフレットや資料もあったようなので入るべきだった…。


小規模ながら商店(薬局・食品店)やガソリンスタンドがあるので、生活する上で必要なものはこの地区で手に入れられるようです。

ちなみに、ホームセンターもあるのですが…、



街並みに合わせたのか、木造を意識した外装になっています。


熊野川(新宮川)
この川の下流(河口)は新宮市になります。
昔はこの付近の地域から筏流しによって下流の新宮に向かって木材が運ばれていました。
それを考えると合併されて現在は田辺市となっていますが、本来は新宮との関わりが強い地域なはずなんですが…。

河川の水系や地域のつながりについても今後色々と調べてみたいですね。

ちなみに写真奥に見える山を超えれば奈良県の十津川村です(多分)。


まだ少しだけ続きがあるのですが、それはまた後日追加します。
まとめとかも次に書きます。


文章作成:ubamegashi2009

4 件のコメント:

  1. 更新お疲れ様です。
    車がないと山間部の調査はやっぱり難しそうですか?

    近々宇陀の下見も更新しないと…

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  2. こんにちは、ubamegashi2009です。

    ピンポイントで本宮町○○地区とか中辺路町××地区と決めて調査するのであれば、本数は少ないですがバスが出ているので、車がなくても可能だと思います。

    しかし広範囲に及ぶ場合や、限界集落の調査となると車がないと調査が難しいと思います。

    現地まで車で行って、あとは移動に自転車を使うとより綿密な調査ができると思うのですが…。


    宇多のレポも楽しみにしています^^

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  3. sagara1020です。

    更新おつかれさまです。

    訪れた場所は、本宮市街地周辺ですか?

    歴史的な観光地というだけあって風情をかんじるまちづくりをしていますね。

    なかなか興味深いです。
    部会で報告していただけると嬉しいです。

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  4. こんばんは、ubamegashi2009です。

    本宮の中心集落の他、奈良県との県境付近の集落や、温泉地のほうにも行ってきました。

    近々その内容もアップします。

    ブログだけではなかなか伝わりにくい内容もあるので、時間があれば部会でも報告します。

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