とりあえず,初日に全員で歩いた尾道旧市街地のようすだけ報告します。
Pic.1. 尾道駅前のようす |
駅前は1990年代の再開発によって大きく変貌していました。Pic.1.はJR駅前の公園広場ですが,以前は海でした。左側から,ポートターミナル(フェリー乗り場)や,しまなみ交流館(観光物産店),大型ビジネスホテル,1~2階に地元資本の百貨店がテナントとして出店する集合住宅,などが見えます。
Pic.2. 尾道の商店街のようす |
Pic.2.の左手に見える道標は千石寺への道を示していますが,尾道の南北の道は,幅が半間程度の路地が中心となっています。我々が見慣れた亰屋よりもさらに奥に細長い構造だったようです。(ただし歴史的な町割りは,近代以降細分化されてきている印象です。)
Pic.3.出雲街道の終点 |
後は鉄や銀,塩などの他に,花崗岩,畳表,木材,酢などが運ばれたそうです。
ほかに,夏巡検では個人的なテーマとして,図にあるような井戸をトレーサーとして,地形の判読を行うつもりです。現在はほとんど利用されていませんが,井戸台帳にあたってみるつもりです。幸い,水まつりが毎年盛大に開かれているということですので,地形の他に水利についても調べてみます。
このあと千光寺に向かいましたが,長くなるのでここで中断します。
(River)
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