2012年3月22日木曜日

春合宿に参加してきました。
とりあえず,初日に全員で歩いた尾道旧市街地のようすだけ報告します。
Pic.1. 尾道駅前のようす
参加メンバーは前後で入れ替えがありましたが,計6名で行いました。こじんまりとした巡検でしたが,かえっていい雰囲気だったのではないかと感じています。班編成は行われませんでしたので,2日目からは旧1回生も含めて全員が,各自の調査目的に沿った地点に分かれて調査しました。

駅前は1990年代の再開発によって大きく変貌していました。Pic.1.はJR駅前の公園広場ですが,以前は海でした。左側から,ポートターミナル(フェリー乗り場)や,しまなみ交流館(観光物産店),大型ビジネスホテル,1~2階に地元資本の百貨店がテナントとして出店する集合住宅,などが見えます。

Pic.2. 尾道の商店街のようす
集合写真を撮影したのち全員で旧尾道市街地を見て回りました。Pic2.は尾道市街を東西に走る中心商店街で,昔の西国街道だった道です。往時のにぎわいを思わせる立派なアーケードとカラータイルでの舗装が設えられていて,いくつかの商店街組合に分かれています。また,その区画にはいずれも歴史的な意味があるようです。ただ,全国いずこも同じで,残念ながらシャッター店が散見されます。商圏の中心は新興住宅が集まる西部市街地に移動しているようです。
Pic.2.の左手に見える道標は千石寺への道を示していますが,尾道の南北の道は,幅が半間程度の路地が中心となっています。我々が見慣れた亰屋よりもさらに奥に細長い構造だったようです。(ただし歴史的な町割りは,近代以降細分化されてきている印象です。)

Pic.3.出雲街道の終点
Pic.3.は,西国街道と出雲街道との交差点だった地点です。この両街道は,尾道が海運の商都として発達するうえで,その地形のほかに重要な役割を果たしたそうです。とくに出雲街道は,中国山地のたたら製鉄と石見銀山との交通が大きかったようで,石見と尾道は4日間の時間でつながっていたということです。
 後は鉄や銀,塩などの他に,花崗岩,畳表,木材,酢などが運ばれたそうです。

 ほかに,夏巡検では個人的なテーマとして,図にあるような井戸をトレーサーとして,地形の判読を行うつもりです。現在はほとんど利用されていませんが,井戸台帳にあたってみるつもりです。幸い,水まつりが毎年盛大に開かれているということですので,地形の他に水利についても調べてみます。

 このあと千光寺に向かいましたが,長くなるのでここで中断します。
(River)






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